豊洲新市場の土壌汚染が実はかなりヤバイ件!
築地市場の老朽化に伴い、新しい市場として「豊洲新市場」への移転が決定していますが、「豊洲新市場」に対し仲卸業者からは「欠陥」のクレームや、「土壌汚染」などの問題が勃発していますよね。
「豊洲新市場」の完成間近に、このような土壌汚染問題・・・。
土壌汚染の原因と、高濃度の汚染物質の状態とは一体どのような物なのでしょうか。
豊洲新市場の土壌汚染の原因とは?
まず、豊洲新市場の土壌汚染の原因には「東京ガスの製造工場の跡地であること」、「化学工場の跡地であること」が原因にあります。
長年、海や川へ工場用水を垂れ流してきたことで、東京湾一帯は汚染地域となっていました。
高度経済成長期に垂れ流され続けてきた工場用水により、今回の市場の移転先の豊洲にも汚染物質が蓄積されてきたのでしょう。
なのに、詳しく土壌調査することもなく「豊洲新市場」の建設を始めたため、今さらになって「土壌汚染」が発覚したのです。
「豊洲新市場」の建設総費用は約5884億円!
この先の東京の経済を支える要として移転建設されたにもかかわらず、あまりにもいい加減ですよね。
国民も納得しませんし、何よりここで働く予定の人達にしっかりと説明が必要なのではないでしょうか・・・。
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高濃度の汚染物質の状況とは?
水産卸売場棟と水産仲卸売場棟をつなぐ連絡通路の地下に環境基準を超える「ベンゼン」「シアン化合物」などの高濃度汚染物質が残っていることが確認されているようです。
東京都側はこれに対し、「汚染を封じ込めるための対策済みであるため安全性に問題はない」と示しているようですが、安全が確定した証拠などの説明責任は果たされていません。
我々の税金によって建てられた「豊洲新市場」が土壌汚染によって移転できないとなれば、日本の経済にも大きな打撃を与えることは間違いありません・・・。
今さら言っても仕方のないことですが、どうして早い段階で土壌汚染が移転先の豊洲にあることが分からなかったのか、そこに問題がありますよね。
東京都も安全面で問題がないのなら国民や市場にかかわる多くの人に証拠をもって説明するべきなのですがその説明ができないのか、11月7日に予定していた築地市場から豊洲新市場への移転延期が正式に決まりましたね。
小池都知事は「安全性へに懸念」「不透明な費用の増加」「情報公開の不足」の3点を挙げています。
とにかく安全を確保し、「豊洲新市場」が無事にオープンできることを願うばかりですよね。
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